ホームトレーニー必読!ぜったい後悔しないマシン選び!!
Vol.9 見落としがちな床材
自宅の中の限られたスペースを何とか確保し、ベンチやマシンを設置する場合、なかなか床にまで気が回らない事が多いのではないだろうか。

しかし、もし畳の上に直接マシンを置けば、マシンの重さによって畳に凹みが残るだけでなく、マシンも安定せず、さらには歪みが生じて引っ掛かりなど動作に影響を及ぼす事もある。またフローリングであっても、完全に平らであるわけではないので、安定せずにガタガタしてしまう事も多い。

マシンを長く使用するためにも、実は床はとても重要な要素である。マシンを設置して後から床材を敷くのは非常に大変なので、マシン購入時に合わせて検討する事をおすすめする。

外観面でも、床材を敷く事で雰囲気がぐっと“ジムらしく”なり、トレーニングへのモチベーションも高まるだろう。

ラバーマットの利点
床材で最も一般的なのはラバーマットだろう。その利点は

1. 衝撃吸収性の良さ
2. 防音性
3. 安定性の良さ が挙げられる。

マシンやベンチを設置する場合、柔らかすぎないので傾く事無くしっかり安定し、マシンを支えてくれる。また、ダンベルでトレーニングする場合、どうしても重量をコントロールできずに置くケースもあるが、そのような時でも床を傷つける事なくしっかり床を保護してくれる。さらには、汚れを水拭き出来る点も便利である。

形状のタイプでは、パズルのように組み合わせていく「インターロック式(ジョイント式)」と「1枚タイプ」がある。設置スペースが広い場合は「インターロック式」が、ダンベルを置く場所だけに敷くような場合は「1枚タイプ」がコスト面からみて良いだろう。

「インターロック式」の便利な点は、部屋の形に応じて簡単に最小の枚数だけの購入で済む事も挙げられる。

購入時の注意点
購入時の注意点としては、マシンやベンチの設置スペースだけでなく、ダンベルやシャフトを置くスペースも考慮にいれて購入する量(枚数)を検討するようにしよう。その場合、ラバーの性質上、どうしても季節の温度差によって、伸び縮みがある事も考えておくと良いだろう。夏場は若干伸びて大きくなり、反対に冬場は縮んで小さくなる。

また、表面に滑り止め加工が施されていると、汗が落ちて濡れた場合でも滑らず安全である。ホームトレーニングの場合、空間が狭いので熱がこもりやすく、夏場のトレーニングでは大量の汗をかく事が多いので、注意しよう。

細かい点だが、端の部分が坂道状にカットされていると、段差が無くなるのでつまづきにくくなる。

素材の面では、再生ゴムを使用したものだと、臭い(ゴム臭)が気になるものもあるので、天然ゴムを使用したものを選ぶと良い。

ラバーフローリングはこちらです。

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